WETCOR試験
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概要
米国SNLにて実施された、Al2O3およびCaOを模擬デブリとした、直接通電試験[1]。溶融酸化物(Al2O3, CaO)とコンクリートとの反応中に注水し、その冷却性の確認を行った。
注水条件でのコンクリートの侵食
- 注水によりメルト上面に頑固なクラストが形成し、メルト内部に冷却水が侵入しにくくなり、溶融メルトによる、コンクリートの侵食の継続が観測された。
- コンクリートの侵食速度は、SWISS実験のおよそ1/3であった。
- 水プールへの熱流束は、溶融時約520kW/m2、凝固時約200kW/m2であった。
関連項目
参考文献
- ↑ 1.0 1.1 1.2 R.E. Blose, D.A. Powers, E.R. Copus, J.E. Brockmann, R.B. Simpson, D.A. Lucero, "Core-Concrete Interactions with Overlying Water Pools – The WETCOR-1 Test", NUREG/CR-5907 (1993). https://inis.iaea.org/search/search.aspx?orig_q=RN:40026329