概要
米国SNLにて実施された、ステンレスを模擬デブリとした、誘導加熱試験[1]。溶融したステンレスとコンクリートとの反応中に注水し、その冷却性の確認を行った。
注水条件でのコンクリートの侵食
- 注水によりメルト上面に頑固なクラストが形成し、メルト内部に冷却水が侵入しにくくなり、溶融メルトによる、コンクリートの侵食の継続が観測された。
- 溶融物から水プールへの熱流束は、約800kW/m2であった。
関連項目
- 模擬試験
- 既往知見
参考文献
- ↑ 1.0 1.1 1.2 R.E. Blose, J.E. Gronager, A.J. Suo-Anttila, J.E. Brockman, "SWISS: Sustained Heated Metallic Melt/Concrete Interactions With Overlying Water Pools", NUREG/CR-4727 (1987).
