3号機格納容器内部調査装置付着物(NFD) /分析結果の説明

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採取位置3u.JPG

凡例.JPG

更新履歴 

日付 分類 内容 備考
2022/07/21 新規 3u-PCVDEPO-3-2018の分析結果の登録

プロジェクト名 

  • 平成28年度補正予算 廃炉・汚染水対策事業費補助金 (燃料デブリの性状把握・分析技術の開発) ⇒平成30年度成果報告
  • 平成29年度補正予算 廃炉・汚染水対策事業費補助金 (燃料デブリの性状把握のための分析・推定技術の開発) ⇒令和元年度成果報告

採取位置 

2017年7月に実施した3号機格納容器内部調査に使用した水中ロボットの表面を拭き取ったもの。調査中にロボットのスラスターの水流の影響で舞い上がった、ペデスタル下方の堆積物等が付着。

東電公開資料

採取時の試料形状 

研究施設での外観観察結果を参照のこと。

試料番号 

3号機 格納容器内部調査装置から採取した本試料については、debrisWikiにおいて3PCV1701Dと名付ける。

本試料の分析結果等については東京電力HDより既に公開されており、東京電力HDのHP上では試料名3号機 格納容器内部調査装置付着物と名付けられている。

1~3号機原子炉格納容器内部調査関連サンプル等の分析結果(2018年8月10日)

分析機関 

3PCV1701Dは「平成28年度補正予算 廃炉・汚染水対策事業費補助金 (燃料デブリの性状把握・分析技術の開発)」及び「平成29年度補正予算 廃炉・汚染水対策事業費補助金 (燃料デブリの性状把握のための分析・推定技術の開発)」において以下の機関が各分析を実施した。

  • 日本核燃料開発株式会社(NFD):FE-SEM/EDX分析(外観観察含む)、STEM/EDX分析

採取時期 

  • 2017年7月に実施の3号機格納容器内部調査装置(水中ロボット)の表面を拭き取り採取。⇒東電公開資料
  • 採取後に1F内で保管され、2017年9月に1FからJAEA/大洗研究所に輸送された。
  • その後、2018年12月にJAEA/大洗研究所から分析機関(NFD)に輸送された。

分析時期 

2018年度~2019年度

分析後の保管場所 

分析機関にて保管中。(終了後は1Fに返却予定)

分析フロー 

分析方法 

FE-SEM/EDX

公開報告書[1]へのリンク先を表示した。

STEM/EDX

公開報告書[1]へのリンク先を表示した。

分析結果

FE-SEM/EDX

【2018年度測定分】

公開報告書[1]へのリンク先を表示した。


【2019年度測定分はこちら(アクセス限定)】

STEM/EDX

【2018年度測定分】

公開報告書[1]へのリンク先を表示した。

【2019年度測定分はこちら(アクセス限定)】

参考文献

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 仲吉 彬,三次 岳志,佐々木 新治,前田 宏治.“平成29, 30年度福島第一原子力発電所の炉内付着物の分析; 平成28年度補正予算「廃炉・汚染水対策事業費補助金」(燃料デブリの性状把握・分析技術の開発)”,JAEA-Data/Code 2021-011. https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5068839