今後の内部調査に向けて、実デブリサンプルの採取に向けて(開発中)
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1号機
RPV内事故進展(1号機固有の事象)
#詳細は、事故シナリオの特徴と燃料デブリのふるまいの推定を参照。
① 高圧条件で、冷却水の水位低下、炉心は上部から次第に水蒸気中に露出。
② 水蒸気潤沢条件で、水蒸気/Zr反応により、炉心温度の急上昇。炉心溶融開始。
③ 燃料デブリは塊状で多く崩落し、炉心支持板直上付近で、いったん堆積。崩落時の炉心エネルギーは2、3号機に比べて高かった可能性。
④ 炉心部でいったん崩落・堆積した燃料デブリは、Zr表面積の急な減少により、いったん温度低下。その後、水蒸気供給の不足条件で、崩壊熱により温度再上昇。
⑤ 1号機では、溶融デブリプールの形成・拡大が進んでいた可能性。溶融デブリは、短時間で下部プレナムに移行した可能性。#TMI-2事故と類似していたと推定。
⑥ デブリの下部プレナム崩落時には、冷却水が残留。崩落した燃料デブリはいったん冷却・固化。その後、崩壊熱により、下部プレナムでデブリドライアウト、再昇温・再溶融。
⑦ 溶融デブリとRPV鋼材との伝熱、あるいは化学的相互作用により、RPVが大規模破損。
RPV内でのデブリふるまい(1号機固有の事象)
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