「TMI-2の内部調査とデブリ取り出しの時系列」の版間の差分

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(ページの作成:「{| class="wikitable" |+'''<big>表１　TMI-2事故炉での内部調査とデブリ取り出しの主要な時系列</big>''' !年月日 !実施者 !イベント !内部調査 !デブリ取り出し |- |79.3.28 | |'''事故発生''' | | |- |79.5 |廃炉プロジェクト |圧力容器の状態評価タスクフォース設置 |〇 | |- |79.8.24 |オークリッジ国立研究所 （ORNL: Oak Ridge National Laboratory） |原子炉建屋地階の水サンプル採…」)
 
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|圧力容器上部ヘッド取り外しに向けた準備作業：
|圧力容器上部ヘッド取り外しに向けた準備作業：
制御棒駆動メカニズム（CRDM: Control Rod Drive Mechanism）の
制御棒駆動メカニズム（CRDM: Control Rod Drive Mechanism）の
リードスクリューとりはずし、圧力容器内の線量測定：約500R/hr、
リードスクリューとりはずし、
インコア熱電対挿入、APSR取り外し
 
圧力容器内の線量測定：約500R/hr、
 
インコア熱電対挿入、APSR取り外し、
 
蒸気発生器（OTSG: Once-Trough Steam Generator）復水、再循環
蒸気発生器（OTSG: Once-Trough Steam Generator）復水、再循環
圧力容器ヘッドフランジの接続部検査
圧力容器ヘッドフランジの接続部検査
使用済み燃料プールの検査、汚染レベル測定、など
 
使用済み燃料プールの検査、汚染レベル測定、などを実施
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|84.4
|NRC、廃炉プロジェクト
|デブリ取り出し時の冷却水ホウ素濃度：4350ppmを承認
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|84.11.9
|廃炉プロジェクト
|RRV-1が建屋地階の調査開始
|〇
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|84.12
|廃炉プロジェクト
|圧力容器外デブリの探査に向けた長期計画立案
|〇
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|84.12.11
|廃炉プロジェクト
|上部ヘッドつり上げ、内部調査
|〇
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|85.1
|廃炉プロジェクト
|OTSGのA系統の配管上部シートに<2.5kgの堆積物を確認、分析で燃料成分がほとんど含まれていないことを確認
|〇
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|85.2.20
|廃炉プロジェクト
|'''コアフォーマー領域外側の円環領域を通じたビデオ調査'''（第一フェーズ）で、下部ヘッドに溶融凝固デブリの堆積を確認
|〇
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|85.7
|廃炉プロジェクト
|同上（第二フェーズ）、下部ヘッドデブリサンプリング
|〇
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|85.7
|廃炉プロジェクト
|'''コアボーリング装置'''受け入れ
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|85.7.23
|廃炉プロジェクト
|デブリ取り出し用の'''水圧スプレーノズル'''使用開始
|〇
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|85.11.26
|廃炉プロジェクト
|RRV-1が建屋地階のコンクリートサンプル回収
|〇
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|86.3
|廃炉プロジェクト
|建屋内の放射線3Dマップ
|〇
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|86.7.3~7.27
|廃炉プロジェクト
|圧力容器内溶融凝固層のコアボーリング作業
|〇
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|87.2.10~2.23
|廃炉プロジェクト
|下部ヘッド内とコアフォーマー領域のビデオ調査
|〇
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|87.3.23
|GENDグループ
|今後、追加実施が必要な内部調査項目の検討会合
|〇
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|87.4.15
|廃炉プロジェクト⇒NRC
|圧力容器ヘッドのサンプリング計画をNRCに提案
|〇
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|88.3
|NRC⇒OECD/NEA
|下部ヘッドサンプリング計画に対するOECD/NEAの支援に関する会合
|〇
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|89.2.21
|廃炉プロジェクト
|下部ヘッドルースデブリの探針調査
|〇
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|89.7
|廃炉プロジェクト
|下部ヘッドのインコアノズル複数本で広範囲な損傷を発見
|〇
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|-
|89.12.24
|廃炉プロジェクト
|'''圧力容器外デブリの回収終了'''
|〇
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|90.1.30
|廃炉プロジェクト
|'''圧力容器内の最終クリーンアップ'''と検査終了（朝８時）
|〇
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|90.1.30
|VIPプロジェクト（VIP: Vessel Inspection Program、OECD/NEA）
|圧力容器調査プログラム開始、下部ヘッドのサンプリング
|〇
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|90.3
|廃炉プロジェクト
|VIP後のクリーンアップ、燃料デブリの建屋内残留量は、全体の<1%と評価
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2024年11月20日 (水) 17:14時点における版

表１　TMI-2事故炉での内部調査とデブリ取り出しの主要な時系列
年月日 実施者 イベント 内部調査 デブリ取り出し
79.3.28 事故発生
79.5 廃炉プロジェクト 圧力容器の状態評価タスクフォース設置 〇
79.8.24 オークリッジ国立研究所

（ORNL: Oak Ridge National Laboratory）

原子炉建屋地階の水サンプル採集 〇
79.11.10 廃炉プロジェクト 建屋内のTV観察、線量測定 〇
80.3.4 原子力規制委員会

（NRC: Nuclear Regulatory Commission）

建屋エアロックの開放を承認 〇
80.3.13 廃炉プロジェクト エアロック開放調査 〇
80.4.23 国立労働安全衛生研究所

（NIOSH: National Institute of Occupational Safety and Health）

自給式呼吸装置（SCBA）使用での建屋内立ち入りを非承認

（SCBA: Self-Contained Breathing Apparatus）

〇
80.5 NRC 建屋パージの環境影響評価レポートを発行 〇
80.5.16 NRC 建屋内立ち入りを承認 〇
80.5.20 廃炉プロジェクト 建屋内立ち入り、内側エアロックドアの損傷により中止 〇
80.6.28~7.11 廃炉プロジェクト 建屋パージ、約46,000CiのKr-85を環境に放出 〇
80.7.22 NRC 建屋パージ後の建屋立ち入りを承認 〇
80.7.23 廃炉プロジェクト 最初の建屋立ち入り 〇
80.7.23~81.9.24 廃炉プロジェクト のべ16回の建屋立ち入り：

サーベイ、写真撮影、除染試験、サンプリング ポーラークレーンの点検と動作確認 アクセスルートの整備、などを実施

〇
81.5 GENDグループ

（GEND: GPU社、EPRI、NRC、DOEの専門家グループ）

事故炉の状態に関する基本予測レポート（GEND-007）公開 〇
81.7 米国エネルギー省（DOE: Department of Energy） 総合除染試験を提案 〇
81.10.29~ 廃炉プロジェクト 加速化プログラムの下での立ち入り開始

立ち入り頻度・人員数が大幅に増加

〇
82.3.4~3.19 廃炉プロジェクト 総合除染試験 〇
82.6.23 廃炉プロジェクト 軸方向出力調整棒（APSR）の、圧力容器上部からの再挿入試験

（APSR: Axial Power Shaping Rod）

〇
82.6.23 廃炉プロジェクト、ORNL 地下階からの汚泥サンプル採集 〇
82.7.21~8.12 廃炉プロジェクト 圧力容器上部の、Quick Look調査（第一回ビデオ調査） 〇
82.10 廃炉プロジェクト 建屋内線量低減タスクフォース設置 〇
82.11.18~83.8 廃炉プロジェクト 圧力容器上部ヘッド取り外しに向けた準備作業：

制御棒駆動メカニズム（CRDM: Control Rod Drive Mechanism）の リードスクリューとりはずし、

圧力容器内の線量測定：約500R/hr、

インコア熱電対挿入、APSR取り外し、

蒸気発生器（OTSG: Once-Trough Steam Generator）復水、再循環 圧力容器ヘッドフランジの接続部検査

使用済み燃料プールの検査、汚染レベル測定、などを実施

〇
83.2 廃炉プロジェクトの技術サポートグループ

（TAAG: Technical Assistance and Advisory Group）

付着物の空中での自然発火性が、圧力容器ヘッド取り外しの課題と指摘 〇
83.8 廃炉プロジェクト 圧力容器上部空洞の超音波Topography調査 〇
83.9.9 廃炉プロジェクト 圧力容器内サンプルの最初の回収 〇
83.10 廃炉プロジェクト 圧力容器上部の第二回ビデオ調査 〇
84.2 廃炉プロジェクト 建屋地階の遠隔探査ビークル配備

(RRV-1: Remote Reconnaissance Vehicle)

〇
84.2 廃炉プロジェクト デブリ取り出しの臨界性評価タスクフォース設置 〇
84.4 廃炉プロジェクト 圧力容器上部空洞のパノラマビュー写真撮影 〇
84.4 NRC、廃炉プロジェクト デブリ取り出し時の冷却水ホウ素濃度：4350ppmを承認 〇
84.11.9 廃炉プロジェクト RRV-1が建屋地階の調査開始 〇
84.12 廃炉プロジェクト 圧力容器外デブリの探査に向けた長期計画立案 〇
84.12.11 廃炉プロジェクト 上部ヘッドつり上げ、内部調査 〇
85.1 廃炉プロジェクト OTSGのA系統の配管上部シートに<2.5kgの堆積物を確認、分析で燃料成分がほとんど含まれていないことを確認 〇
85.2.20 廃炉プロジェクト コアフォーマー領域外側の円環領域を通じたビデオ調査（第一フェーズ）で、下部ヘッドに溶融凝固デブリの堆積を確認 〇
85.7 廃炉プロジェクト 同上（第二フェーズ）、下部ヘッドデブリサンプリング 〇
85.7 廃炉プロジェクト コアボーリング装置受け入れ 〇 〇
85.7.23 廃炉プロジェクト デブリ取り出し用の水圧スプレーノズル使用開始 〇 〇
85.11.26 廃炉プロジェクト RRV-1が建屋地階のコンクリートサンプル回収 〇
86.3 廃炉プロジェクト 建屋内の放射線3Dマップ 〇
86.7.3~7.27 廃炉プロジェクト 圧力容器内溶融凝固層のコアボーリング作業 〇
87.2.10~2.23 廃炉プロジェクト 下部ヘッド内とコアフォーマー領域のビデオ調査 〇
87.3.23 GENDグループ 今後、追加実施が必要な内部調査項目の検討会合 〇
87.4.15 廃炉プロジェクト⇒NRC 圧力容器ヘッドのサンプリング計画をNRCに提案 〇
88.3 NRC⇒OECD/NEA 下部ヘッドサンプリング計画に対するOECD/NEAの支援に関する会合 〇
89.2.21 廃炉プロジェクト 下部ヘッドルースデブリの探針調査 〇
89.7 廃炉プロジェクト 下部ヘッドのインコアノズル複数本で広範囲な損傷を発見 〇
89.12.24 廃炉プロジェクト 圧力容器外デブリの回収終了 〇 〇
90.1.30 廃炉プロジェクト 圧力容器内の最終クリーンアップと検査終了（朝８時） 〇 〇
90.1.30 VIPプロジェクト（VIP: Vessel Inspection Program、OECD/NEA） 圧力容器調査プログラム開始、下部ヘッドのサンプリング 〇
90.3 廃炉プロジェクト VIP後のクリーンアップ、燃料デブリの建屋内残留量は、全体の<1%と評価 〇 〇
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