原子炉格納容器内の温度上昇がコンクリート構造物へ及ぼす影響

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概要

原子炉建屋断面図

福島第二原子力発電所1,2,4号機は、東北地方太平洋沖地震時に発生した津波により除熱機能を喪失し、サプレッションチェンバのプール水温が最高使用温度(104℃)を超過し、最高温度が140℃まで上昇した。温度実測値に基づくコンクリート温度分布解析を行い、原子炉格納容器内の温度上昇が構造物へ及ぼす影響について報告されている。


  • 熱による圧縮強度低下は小さいと推察され、プール水温が地震後、一時的に最高使用温度を超過した事象に対し、コンクリート構造物の健全性に問題がないことを確認した。

燃料デブリ・堆積物の生成プロセスの検討に資する情報

  • 原子炉格納容器内の温度上昇がコンクリート構造物へ及ぼす影響



関連項目

劣化コンクリート
既往知見

参考文献 東京電力株式会社,コンクリート構造物の温度影響による健全性影響評価に関する補足説明資料, 2013年10月.