2号機原子炉ウェル内調査ウェル差圧調整ライン内堆積物A(2WEL2101A)ICP-MS
ナビゲーションに移動
検索に移動
No | 日付 | 分類 | 内容 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 2025/3/7 | 新規 | ICP-MS分析結果の掲載(出典[1]) | 旧ページは こちら(アクセス限定:Gr1) |
定量分析結果
- 定量分析結果を別ページICP-MS測定結果(JAEA 2021年度 受入サンプル共通)に示した。
- 2WEL2101Aでは、B、Cr、Fe、Niについては、天然同位体組成に近い同位体比であった。Mo、Ag、Ndについては、不確かさの範囲を超えて天然同位体組成と異なる同位体比を示しており、天然組成の元素とFP由来の元素が混合した状態にある可能性がある。Uについては、U-234、U-235、U-236、U-238が検出され、U-235/U-238の同位体比(0.0209±0.0006)は天然同位体比(0.0072)よりも高い値を示しており、燃料由来であることが示唆された。
定性分析結果
- 定性分析結果を別ページICP-MS測定結果(JAEA 2021年度 受入サンプル共通)に示した。
- 2WEL2101Aでは、Li、B、C、Na、Mg、Al、K、Ca、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Ga、As、Se、Rb、Sr、Y、Zr、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、Sn、Sb、Te、I、Cs、Ba、Ce、Pr、Nd、Eu、Gd、Tb、Ta、W、Re、Tl、Pb、Bi、Th、U、Np、Pu、Amの計52元素が検出された。
- ↑ 令和3年度福島第一原子力発電所の炉内付着物サンプル等の分析,日本原子力研究開発機構,JAEA-Data/Code 2023-005.