上部プレナム構造物取り外し計画の概要

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2025年1月8日 (水) 15:39時点におけるKurata Masaki (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「プレナム構造物は、直径4m、高さ3.5mのボルト締めと溶接の構造物、SS製で55トン。 炉心上部の炉心支持シールド内に設置、炉心との位置合わせのため原子炉容器のキーとかみ合う 4 つのキー溝を備えています。 事故で炉心と上部格子は大きく損傷。上部格子の下部は一部溶融。上部端栓が固着。一部は燃料集合体の上部を含み(上部端栓をたたいて…」)
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プレナム構造物は、直径4m、高さ3.5mのボルト締めと溶接の構造物、SS製で55トン。

炉心上部の炉心支持シールド内に設置、炉心との位置合わせのため原子炉容器のキーとかみ合う 4 つのキー溝を備えています。

事故で炉心と上部格子は大きく損傷。上部格子の下部は一部溶融。上部端栓が固着。一部は燃料集合体の上部を含み(上部端栓をたたいて落とす前)。

一個の塊として取り外す計画。通常の方法。しかし、歪や損傷あり。


一体物で取り外せるかどうかと、固着している上部端栓を外せるかどうかの調査(画像、機械的)が、まず行われた。水中カメラ使用。いくつかパネルをとりはずしてから、プレナム側のキー溝と圧力容器側のキーを観察。設計では、キーには0,25-0,38mmのクリアランスあり。Quick Scan 2??


カメラを環状の領域に挿入。炉心遮蔽とプレナムの間の。デブリがあるかどうか。

プレナムが熱で歪んでいたことが初めて確認された。1cmくらいの隙間が測定された(ホットレグのアウトレットで)。

しかし、プレナム側には大きな歪は見られなかった。


プレナム構造物の下の方に燃料デブリ存在。上部格子の下の方には損傷あり。格子と制御棒スパイダー。制御棒案内管の下の方に、より多くの燃料デブリを検出。破砕燃料ペレットを含む。


固着していた上部端栓をたたき落とすツールを開発し、付着物をたたき落とし。èプレナム貯蔵の障害になるため。あわせて、APSRも取り外し。èこれが、事故後初めての、意図した上での、それなりの物ロ湯の燃料デブリの移動に相当。


69個のCRGTがプレナムカバーに溶接され(上部)、上部格子にボルト締めされていた(下部)。これが、プレナムの強度を保証。画像調査。一体物での取り外しに十分な強度を保持と判定。


プレナム構造物の画像調査と、固着端栓などの叩き落としの後。プレナムを水圧でジャッキアップ。

ジャッキ(50トン、4機)はプレナム構造物の4つの角に挿入。レベル調整しながらジャッキアップ。ジャッキにはビルトインメカニカルフォロワーをとりつけ、ジャッキが壊れても、プレナム構造物が壊れないように。Beam??


まず、プレナムを5cmジャッキアップ。支持格子と離れていることを確認。あらかじめ、スライドハンマーで、固着上部端栓や燃料集合体を分離。くっついていないことを確認してから18cmジャッキアップ。吊り上げ可能なことを確認。


Canal水没、燃料取り出し長尺ツール、作業プラットフォーム取り付け後、プレナム吊り上げモニターシステム取り付け。


Canal側に、移送システム、ラック、貯蔵スタンドを設置。

DWCS系設置(Defueling Water Clean-up System)、DAM設置。


プレナム吊り上げ用のペンダント搬入。

IIF内のプレナム構造物を外す。カメラでレベリング。

Canalはドライのままで、Canal endは水没させて、そこにプレナム構造物を貯蔵。

遠隔操作で。プレナム取り外しの後に、燃料取り出し用のプラットフォームを設置。

貯蔵スタンド上でプレナムには覆いをつける