CCI試験

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概要

試験装置概要[1]
試験結果模式図 (a)CCI-1 (b)CCI-2 (c)CCI-3[1]

溶融デブリの冷却および侵食挙動の知見収集と解析コードの高度化を目的に2002-2009年に実施されたMCCI計画のうち、加熱されたコリウムによるコンクリート侵食から 注水による冷却までを模擬するシステム試験[1][2]。水平方向と床面方向の2次元侵食挙動を評価。また、注水後に形成されるクラストに荷重を与え、クラストの機械的強度を評価した。


溶融デブリの侵食の異方性

  • コンクリートの種類により、侵食に異方性がみられることが確認された。石灰岩系コンクリートでは、床面、側面の侵食が同程度であるのに対し、玄武岩系コンクリートでは側壁の侵食が大きい。




関連項目

模擬試験
既往知見

参考文献

  1. 1.0 1.1 1.2 M. T. Farmer, S. Lomperski, D.J. Kilsdonk, R.W. Aeschlimann, "MCCI Project Final Report", OECD/MCCI-2005-TR06 (2006). https://publications.anl.gov/anlpubs/2011/05/69911.pdf
  2. M.T. Farmer, S. Lomperski, D.J. Kilsdonk, R.W. Aeschlimann, "OECD MCCI-2 Project Final Report", OECD/MCCI-2010-TR07 (2010). https://publications.anl.gov/anlpubs/2015/03/114069.pdf