COMET-L2試験

提供:debrisWiki
2021年1月8日 (金) 15:14時点におけるSato Takumi (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「==概要== thumb|right|300px|デブリ分布模式図 File:COMET-L2 concrete corosion depth.png|thumb|right|300px|コンクリート…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

概要

デブリ分布模式図
コンクリート侵食深さ
実線:縦方向 破線:横方向

長時間のの金属メルトとコンクリートとの反応を調査するために、ドイツKITで実施されたMCCI試験[1]

  • COMET-L2試験:模擬デブリとして金属成分Fe、Ni、酸化物成分Al2O3-CaOが溶融され、コンクリートるつぼに流入、反応させた。


溶融デブリ - コンクリート反応挙動

  • 反応初期の溶融デブリ過熱状態では、コンクリートは等方的に侵食された。
  • 溶融デブリ温度が低下した場合、下方向への侵食が進行。
  • 長時間のMCCI反応では、温度低下により、コンクリートへの熱の伝達が小さく、熱分解したコンクリート骨材が固体のまま溶融デブリ中に混入するという現象が発生。




関連項目

模擬試験
既往知見

参考文献

  1. A. Miassoedov, H. Alsmeyer, L. Meyer, M. Steinbruck, P. Groudev, I. Ivanov, G. Sdouz, "Results of the QUENCH-L2, DISCO-L2, and COMET-L2 Experiments Performed wiithin the LACOMERA Project at the Forschungszentrum Karlsrühe.", Nuclear Engineering and Design, 238, 2017-2026 (2008). https://doi.org/10.1016/j.nucengdes.2007.11.015