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{{DISPLAYTITLE:2号機原子炉ウェル内調査排気ダクト劣化部A(2WEL2102A)放射線分析}}
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==試料溶解時の外観==
==試料溶解時の外観==

2024年4月1日 (月) 14:47時点における版


更新履歴
No 日付 分類 内容 備考 記載者
1 2022/05/10 新規 放射線測定結果の登録(IRID報告書より転記)。 原稿作成:大西(JAEA)

wiki転記:池内(JAEA)

3 2022/11/22 承認 池内(JAEA)

試料溶解時の外観

 試料溶解時の外観を図1に示す。

試料溶解前後の重量

溶解前のサンプル重量(スミア紙を含む重量)及び溶解後の重量(ろ過前後でのフィルタ重量の差)を別ページ放射線分析結果(JAEA 2021年度 受入サンプル共通)に示した。

γ線測定結果

測定日及び測定時間

溶解前試料、溶解液、溶解後残渣のγ線計測日を、測定時間とともに別ページ放射線分析結果(JAEA 2021年度 受入サンプル共通)に示した。

測定結果

溶解前試料、溶解液、及び残渣のγ線スペクトルを図2~図4にそれぞれ示した。また、γ線計測結果と単位試料重量当たりの放射能を別ページ放射線分析結果(JAEA 2021年度 受入サンプル共通)に示した。
測定の結果、溶解前試料、溶解液、及び溶解後残渣のいずれの試料も、Cs-134、Cs-137が検出された。
ここで、Cs-134及びCs-137について、溶解前試料(表(共通)-3)と溶解液(表(共通)-5)に含まれる放射能量がいずれも同じオーダーであったのに対し、残渣中に含まれる放射能量(表(共通)-7)はそれらより2桁小さい値であった。このことから、試料中に含まれるCsのほぼ全量が溶解液に移行し、残渣中に残存したCsは極微量であったと考えられる。


・溶解前試料のγ線スペクトル
・溶解液のγ線スペクトル
・溶解後残渣のγ線スペクトル


分析方法(測定方法、不確かさ評価、定量下限値)はこちら